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2023年9月23日土曜日

フィリピン高校留学最終日(ありがぽーフィリピン編)

 こんばんは。フィリピンダイエット失敗しました、お母さんごめんなさい。どうも本日のブログ担当3C倉松です。

 今私が真夜中の空港で、眠い目をこすりながらこのブログを書いてる通り、二週間に及ぶフィリピン留学もいよい最終日となりました。この2週間の中で死を覚悟した瞬間が幾度とありましたが、今では完全にフィリピンへの愛着も湧き、帰るのが少し寂しく感じます。

 さて私からは、最終日で特に書くこともないので自分の中で特に印象に残ったポイントTOP3をランキング形式で紹介したいと思います。なお、各日の詳しいレポートについては昨日までに仲間たちが書いたブログを是非ご覧頂きたいと思います。


前置きはここまでにして、そろそろ本題に移りましょう。


・第3位 タガイタイ観光

 第3位はタガイタイ観光です。タガイタイは私たちが滞在したラグナ市に程近い場所で、日本で言えば軽井沢みたいな場所です。要は、標高が高くて涼しい避暑地ということです。実際に、半袖一枚ではクッソ寒かったです。とりあえず、メインのロケーションを載せますね。

展望台から望むタール湖とタール火山

 説明にもあるように、中央の大きな湖がタール湖で、写真中央の起伏した部分がタール火山です。フィリピンでは、しばしば絵画のような景色と称されるこの場所ですが、来訪当日はまさかの雨。次は是非快晴の時に行きたいですね。

 そんなタール火山ですが、昨日大量の有毒ガスを噴出し、火山周辺一帯の学校は休校措置をとる事態にまで発展しました。

ガスに覆われたマニラ市街

もちろん火山まで70キロしかないマニラも例外ではなく、午後からの授業は休講になっちゃいました。村上くんの祈りが届いたのですかね。 あとこれは余談ですが、ガスが蔓延した日は外に出るだけで目や喉が痛くなり、授業どころじゃなかったですね。フィリピン政府、ナイス判断👍

 そんなわけで、第3位はこれぐらいにして、次は第2位にいきましょう。


第2位 Las Casas Filipinas

 第2位はこちら、Las Casas Filipinasです。超簡単に説明するとフィリピンのハウステンボスです。

全景はこんな感じ


 もちろん、ここは施設としても非常にお勧めできる場所だったのですが、私が印象に残ったのはそこではなく、ここに至るまでの道のりです。

 寮のあるラグナ市から目的地までは車で3時間30分、距離にしておよそ200キロあります。そんなわけで、朝は6時集合からの車に幽閉。ここが今回の旅の中で一番死を覚悟した瞬間かもしれませんね。

あまりの過酷さに撃沈
 

とは言いつつも、移動の疲れを吹き飛ばすほどに施設内は素晴らしかったです。園内にはスペイン統治時代の旧建築が立ち並び、また馬車や船などが移動の手段として活躍していました。

船からの景色

立ち並ぶ旧建築たち

 写真では伝わりにくいかもしれないですね。まあ百聞は一見にしかずと言いますし、興味がある方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。まあ行くのにそれなりの覚悟は必要ですが…
 あ、フィリピン政府さん、よかったら施設内に空港作ってみてはいかがですか?
 と、いうことで第2位は終わり。次は1位と行きたいところですが、書くの疲れたので番外編。

番外編 フィリピンのトイレ事情
  多分これ結構気になりますよね。何を隠そう、フィリピンのトイレに日本のトイレの常識は通用しません。まず、平気な顔して便座がないと洋式トイレが存在します。(綺麗なものではないので写真は載せませんが…)要は、便器に直に座るということになります。これがまあまあきつい。別にできないというわけではないのですが違和感が半端ない。まあしかし、学校やショッピングモールのトイレは便座がついてるし、日本となんら変わりないのでご安心を。
 あと、これは定説ですが、フィリピンのトイレには紙は流せません。じゃあどうするのか

こいつを使います。なんやねんこれと。実はウォッシュレットなんです。引き金を引くと水が噴射される仕組みですが、全自動に慣れている日本人には結構難易度高いです。んで、残った水分をトイレットペーパーで拭き取って据付のゴミ箱に捨てるというわけです。なので、フィリピンのトイレットペーパーは日本のと違って非常に厚手で、キッチンペーパーに似た感じの質感でしたね。こればっかりは、日本のトイレの凄さを感じてしまいましたね。
 あ、あと言い忘れていましたが、フィリピンの公共施設や学校にはトイレットペーパーが置かれていないケースが多いです。(現地人曰く、自然乾燥するので必要ないとのこと)なので、現地で買うか、日本から持って行くことをお勧めします。ちなみに現地では1ロールから売ってるので、それを買うことをお勧めします。
 そんなわけで、番外編は終わり! 次はいよいよ第1位です。

第1位 イントラムロス
 お待たせいたしました。待望の第1位はマニラ市内イントラムロスです。これは、16世紀にスペイン人によって建立された城郭都市で、エリア内には多くの観光地が点在しています。
イントラムロス入口

 まず印象に残っているのは、世界文化遺産のサン・アグスティン教会ですかね。1600年ごろに建てられたフィリピンでもっと古い教会の中には、豪華絢爛な装飾が施されており、見るもの全てに圧巻されました。

 

教会内部

 そして何より心に残っているのは、イントラムロス最深部の廃墟群ですね。

 最深部は公園として整備されており、園内には第二次世界大戦で使われた多くの戦争遺産が保存されており、戦争遺跡マニア兼廃墟マニアの私にとっては天国のような場所でしたね。

 何枚か写真を載せておきます。

アメリカの軍事倉庫跡らしい

非常用脱出口

なんだったか忘れたけど、戦後は劇場だったらしい場所

 あと余談ですが、公園の横の川に大量のメガ豆苗が流れていました。あれマジでなんだったんでしょうか。詳しい方がいらしたらまた教えて欲しいです。
川を流れるメガ豆苗
 
 今写真見返しても、少し胸が躍るくらい本当にいい場所でしたね。今度はプライベートでもっと余裕を持って観に行きたいと思います。

 いかがでしたでしょうか。本当に楽しい2週間を過ごすことができたと思います。現地の先生やクラスメイト、そして明石高専の仲間にも恵まれ、人生初のフィリピン訪問がこんなにも素晴らしいものになったことを非常に嬉しく思います。そして何よりMr.ハーバート。あなたのお陰で最後まで無事に終えることができました。心より感謝申し上げます。
  我々は先ほど11時ごろに空港に到着しましたが、最後には現地のバディたちが空港まで見送りに来てくれました。なぜか一生の別れになってしまうような気がして、心が苦しくなりました。

しかし、旅に別れはつきものです。

 今夜はこのあと現地時間午前3時40分ごろにマニラはニノイアキノ国際空港を出発し、日本時間翌朝8時ごろに関西国際空港に到着予定です。最後まで気をつけて帰りたいと思います。
また明日お迎えに来られる方々、朝早くの出発になるかと思います。どうぞお気をつけて関西国際空港までお越しください。

最後に、本プログラムにご尽力してくださったすべての皆様にこの場をお借りして心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

Finally, I would like to take this opportunity to express my sincere appreciation to all those who have contributed to this program. Thank you very much.


それでは、最後までご精読ありがとうございました。
おやすみなさい。














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 どうも、ハーシュマンです。初日担当なのですが、帰国後の投稿になってしまい誠に申し訳ありません。もう日本に帰ってきてしまったので、無事フィリピンに到着したという一番重要な報告は致しません。 では、今から初日の記憶を振り絞って書いていきます。 まず関空で集合し、税関とか色々やること...