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2023年9月18日月曜日

フィリピン高校留学9日目

2023.9.18

マガンダン・ハポンハーポン(こんにちは)。9日目担当の村上です。

本日は敬老の日ですが、皆さんどうお過ごしでしょうか。本来なら僕は正午ごろまで布団に籠っているはずですが、ここフィリピンでは当然ただの平日なので、朝からアラームに叩き起こされます。フィリピンでは大統領令に基づいて突然新しい国民の祝日が生まれることがあるので、明日が祝日になるようにイエスに本気でお祈りしましたが、カスの信心ではダメでした。おとなしく学校へ向かいます。

しばしば“フィリピンの慶應義塾大学”とも評されるデ・ラ・サール大学は、多数の有名人を輩出し、キャンパス内にカフェや某大手ソフトウェア会社のショップが存在するなど、そう言われるのも納得ができる超名門校です。ならその本部が所在するマニラキャンパスの周辺は、慶應の本部が所在する東京の三田のような性格の街かと言われると、全くもってその通りではありません。ホテルから学校への道はゴミが散乱しており、スコールの直後ということあってどの香水でも表現できない香りが広がっていました。

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三田よりかは高田馬場に近い

違和感を感じなくなったゲートの荷物検査を終え、”CADS"と呼ばれる広場でバディと落ち合い、各々のクラスへ分かれます。僕のクラスはSTEM 12F、理数系のクラスです。1限目は情報系の授業で、先生が積極的にグループワークへの参加をアシストしてくれたおかげで楽しく授業を受けることができよかったです。1限目と2限目の間では1時間ほどの空きがあったので、バディとカフェへ行きました。お店からはマニラの街並みを見渡すことができ、昨夜のスコールが空気の汚れを吸い取ってくれたおかげで、久しぶりの青い空を拝めました。

素晴らしき景色

2限目の体育は予定より大分早く終わったので、近くのカフェテリアで昼食を取ることにしました。頼んだのはチキンカレー。フィリピンに来てから胃袋の5割以上が鶏肉で占められるようになった気がしますが、考えても無駄なので無心で口の中へ運ぶことにします。

100ペソ
やっすい


3限目の物理を終え、いったん集合してから学校内の美術館へ。中にはルービックキューブや折り紙を備えたエリアがあり、みんな美術作品よりもそこで遊ぶことに夢中でした。

16時ごろにはウェルカムパーティが始まりました。軽い自己紹介を終えた後にはゲームが始まります。1つ目のゲームは“パタンテロ(パティンテロかも?)“と呼ばれるもので、あらかじめ書かれた線の上でしか移動できないディフェンスが、ゴールへ進もうとするオフェンスをタッチして止めるという、フィリピンの伝統的なゲームです。フィジカル面で圧倒的な不利がある僕は即死したのであまり思い出したくありませんが、明石高専チームがデ・ラ・サールチームに勝利しました。

どれがラインかよくわからん

2つ目のゲームはタガログ語の早口言葉でした。最初の早口言葉は、”Ang relo ni Leroy ay Rolex.(レロイの時計はロレックスだ。)“。みんな苦戦していましたが、おそらくアルファベットを速読することが難易度を上げている最大の要因だったと思います。

のりと勢いが大切

ゲームが終わった後は近くの飲食店でディナー。Tinuhog Ni Benny Barbecue House というお店でした。Barbecueというメニューが一番人気らしいのですが、逆張りが大好きな僕は、“Liempo(リエンポ)”を注文します。ネットでこの料理について調べると、『退廃的な料理』とかいう今まで聞いたことのない酷評のされ方をしていたので少し不安でしたが、噛み応えがありとても美味しかったです。

うわー、ここは本当に落ち着いています!

退廃的な料理

そのままホテルへ戻り本日は終了です。

気づけば今回の留学も折り返し地点を過ぎました。明日から最終日までの予定が大幅に変更されたのが少し残念ですが、まだまだ楽しんでいきたいと思います。

明日は祝日になんねぇかなぁ。

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